「ひかりの魔女」

本屋さんですごく気になる本を見つけ、早速購入し、

昨日読み上げました。

 

著者;山本甲士さん

本のタイトル;「ひかりの魔女」

 

大学浪人生と、

父親、母親、妹の4人暮らしの自宅に、85歳のおばあちゃんとの同居が始まります。

このおばあちゃん、昔、書道教室の先生をしてあったのですが、その生徒達(今ではいい歳の大人達ですが)に、未だにものすごく慕われています。

いつもにこにこしていて、強い足腰を持っていて、活動的で、

関わった人が幸せになっていく不思議な雰囲気を持っているおばあちゃんです。

 

このおばあちゃん、何がすごいかというと、

その言葉力!

相手のちょっとしたことでも、褒める。

「ありがとうね」とにこにこ顔で言う。

この本で一番多く出てくる言葉です。

 

そして、相手にしてもらったことには、

ものすごーく、感謝する。

その気持ちを言葉で伝える。

 

そして、そして、とても料理上手で、

「イワシのぬかみそ炊き」というのが得意料理で、

これを食べた人は、必ず、もう一度食べたい!!と思うのです。

私も何度も食べたい!!!と思いました(笑)

 

このおばあちゃん、何か特別な修行等をしている訳ではなく、

ただ、日々の一つ一つのことを丁寧に、何事にも「ありがとうございます」の気持ちで、

人との関わりを大切にして生きているだけなのです。

 

本屋さんで何故気になったのかというと、

そこの本屋さんが、かなり大々的に「いい本です!」と宣伝していて、

「売り切れ続出!」なんて文字もあったので、

「そこまで言うなら読んでみようかな・・・」と思ったからです(笑)

 

いい本でした(*^^*)

 

~けいこ