祝いめでた

福岡を代表する祭り、博多祇園山笠。

7月15日午前4時59分、クライマックスの「追い山」を迎えました。

一番山笠が櫛田神社入りをした際に「祝いめでた」を唄い、

そして、その後、合計8つの山笠が次々と櫛田入りをし、博多の街へと駆け出していきます。

 

 

追い山の前日、7月14日、姉の「山笠見たい」の一言で、

母、姉、私の3人で、山笠見物に出かけました。

櫛田神社に行くと、締め込み姿の男衆が、

「(練習で)今から2山入ってくるよ。今日までは桟敷席は無料だよ。」とのこと。

急いで桟敷席に上がって、待つこと1時間弱。

 

子どもたちが「オイサーオイサー」と言いながらたくさん!走ってきました。

その姿に何故だか胸がジーンとなって、泣きそうになりました。

「みーんないい子・・・大きくなったら山笠を担いでね・・」

 

その後、太鼓がドーンドーンと鳴って、場を清めると、

一番山がたくさんの男衆と共に「オイサーオイサー」と入ってきました。

そして一旦、山笠を置き、全員で「祝いめでた」を唄います。

 

祝い目出度の若松様よ 若松様よ

枝も栄ゆりゃ葉もしゅげる

エーイーショウエ エーイショウエー

ショウエイ ショウエイ ションガネ

アレワイサソ エサソエー ショーンガネー

 

何百人いるでしょう、その場が一体となって、みんな手拍子を打ち、

一緒に唄います。

心が清らかになる、とはこのことだと思いました。

前日の練習でこれだけ感動するんだから、

7月15日当日の感動は相当のものだろうと思います。

 

その後3人で、「いい経験したねーまた来年も来ようね。」と言い合い、

居酒屋で乾杯しました。

 

 

皆さんのお住いの地区にも夏祭りはありますか?(*^^*)

 

~けいこ