今日、新聞を読んでいたら、
ある絵本のことを書いた記事が目に留まりました。
それは、
「二番目の悪者」
小学校中学年からおとな向けの絵本、だとのこと。
長く読み継がれているものらしいのですが、
どんな内容なのか、少し調べてみると・・・
動物たちが住む王国でのお話し。
新しい王を決めるのに、候補としてあがったのが、
金色のたてがみを持つ金のライオンと、銀色のたてがみを持つ銀のライオン。
金のライオンは、誰よりも優れているのは自分だと思っており、自分こそが新しい王様にふさわしいと考えていました。
しかしながら、心優しくみんなから愛されている銀のライオンの噂を聞き、
この噂に嫉妬した金のライオンは、銀のライオンの評判を落とそうと策略を練り、根も葉もない悪い噂を流します。
最初、動物たちはこの噂を疑い信じていませんでしたが、
少しずつ多くの動物たちがその噂を信じるようになり、
ついにはその噂が真実のように扱われるようになっていきます。
そして、王国は・・・・・
こんな内容でした。
この物語は、教育の場でも教材として使用されているようです。
考えさせられました。
私は、
日々流れてくるテレビやラジオ、ネットなどから
自分が都合のいい情報だけを信じていないか?
人の意見に左右されていないか?
少数意見よりも多数の人が言っている事を、本当の事として認識していないか?
私は、「二番目の悪者」になっていないか?
「嘘は、向こうから巧妙にやってくるが、
真実は、自らさがし求めなければ見つけられない」
これは、この本にある一文だそうです。
~けいこ