スイカのうんちく

“夏の果実の王様”の異名を持つ“スイカ”。

栄養学では果物、植物学では野菜とされている、果物風野菜です。

今回は、夏には食べたい!“スイカ”の栄養素について調べてみました。

“スイカ”は、90%以上が水分で、

水分の中に、糖分・カリウム・マグネシウム等のミネラルが豊富に含まれています。

 

『糖分…太るのでは?』と、気にされる方もいらっしゃるかもしれませんが…

安心してください。

スイカに含まれる糖分(果糖やブドウ糖)は素早くエネルギーに変わる栄養素です!

それ故に、夏の炎暑で疲れた身体に“スイカ”を食べると即効性があるのです。

 

その他の栄養素も見てみましょう。

 

*赤い部分

カリウム…疲労回復効果・利尿作用

βカロチン…粘膜や皮膚の保護・免疫力UP

リコピン…抗酸化作用(老化予防)

 

*皮に近い白い部分

シトルリン…疲労回復・むくみ解消・血流改善効果

 

“スイカ”は、身体にもお肌にもやさしいのですね。

 

ところで、

スイカの旬と言えば、7月や8月等、真夏の印象が強いですよね。

 

しかし、最高に美味しい“スイカ”を食べられるのは、春先から梅雨入り頃なのをご存知でしたか?

一番果と言って、最初に収穫される“スイカ”は、糖度が高く、しかもジューシーなんだとか。

一番果の収穫は、南側の地域で4月頃から始まり、徐々に北上していきます。

来年は是非、一番果の美味しさを味わってみませんか(^^♪